腰痛 症状とは

ぎっくり腰
ぎっくり腰は分かりやすく言えば「腰の捻挫」です。
くしゃみや、重い荷物を持ち上げた拍子に、中腰の姿勢から立ち上がったときなど、急な動作がきっかけとなり腰に激痛が走ります。骨に異常はありませんが、原因は、背骨の後ろ側で椎骨と椎骨を結ぶ小関節がはずれかけ、その間に関節を覆う袋(関節包)などがはさまれて痛みを起こす場合、椎間板に小さな傷が入ったり、背骨をつなぐ靭帯が捻挫のように無理に引き伸ばされている場合などです。
ほかに、筋肉が肉離れの状態で引っぱられていることも考えられ、腰椎椎間板ヘルニアが原因となる場合もあります。
痛みがひどい場合には、動いたり歩くことができなくなります。
前かがみの姿勢や横になって安静にしていると、少し楽になります。

生活習慣からの腰痛
日常的に行っているさまざまな動作が、腰に大きな影響を与え腰痛の原因となります。
腹ばいなどの無理な姿勢での読書やテレビ鑑賞、合わない高さのテーブルやキッチン、横座り、あぐら、ふとんや枕を変えた、これらの行為により、腰椎や関節、筋肉に負担がかかり、慢性的な腰痛となります。

脊柱分離症(せきずいぶんりしょう)
椎弓の一部が骨折を起こし、分離した状態をいいます。
椎骨は、前方(おなか側)の椎体と、後方(背中側)の椎弓で成り立っており、椎弓は上下にある椎弓とそれぞれ組み合わさって椎間関節を構成しています。
その椎間関節の、上関節突起と下関節突起の間が骨折し離れてしまうのが、脊椎分離症です。


後ろにそる姿勢をとる、長時間立ったり座ったりしていると痛みが出ますが、脊椎分離症だけの場合は、必ず痛みを起こすとは限りません。
脊椎すべり症になると、重苦しい腰の痛みで始まり、症状が進行すると足の痛みやしびれ、坐骨神経痛をともなうことがあります。さらにすべりが大きくなると、「腰部脊柱管狭窄症」の症状が出ることもあります。

椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)
背骨を形成する椎骨と椎骨の間にある、背骨にかかる衝撃をやわらげる働きをしている椎間板。
椎間板は、丸いゼラチン状の「髄核」を中心に、その周囲を「線維輪」という丈夫な組織がとり巻いていますが、20代になるとしだいに水分が失われ、変性し、線維輪にひび割れなどが生じます。
そんなとき椎間板に強い圧力が加わると、髄核が線維輪にできた亀裂から押し出されることがあり、これが腰椎で起こるものを、「腰椎椎間板ヘルニア」といいます。

腰椎椎間板ヘルニアは、ただ腰が痛いだけではなく、下肢にまで痛みやしびれが放散するのが特徴です。
立った姿勢よりも、前かがみや座っているときのほうが椎間板にかかる圧力が高くなるために、痛みが強くなります。
また、坐骨神経に連なる神経根が圧迫されると、太ももやふくらはぎ、足にまで痛みが及ぶ、「坐骨神経痛」が起こります。

ほかには、下肢の筋力の低下や麻痺、排泄障害が見られる場合もあります。
安静にしていると痛みは軽くなるものの、そのまま放置すると、腰に負担がかかったとき、さらに椎間板から髄核が押し出されるので、慢性的な症状になっていきます。

椎間板性腰痛(ついかんばんせいようつう)
椎間板の老化、過度な負担により、椎間板性腰痛は起こります。
椎間板は年齢とともに老化しスポーツなどや重いものを持ったりする仕事による過剰な負荷、加齢の変化などによって、老化した椎間板はひび割れが起こりやすい状態になり、椎間板の線維輪に亀裂が入ります。

結果、椎間板の中の水分が失われ、クッションの役割を果たせなくなり、神経が刺激され腰痛を感じるような症状がでます。

状椎間板性腰痛の特徴は数分から数十分間座っていたり立っていたりすると、痛みが強くなり、同じ姿勢を痛みによって保てなくなり、横になると和らぐという症状もあります。

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